実家のケヤキの木

ちょっと用事があって実家に帰った。
東京より少し寒くて
初冬の佇まいだった。
実家にはケヤキの木があって、今は毎日落ち葉掃きが大変だという。

このケヤキの木はかなり大きくて
遠くから見ても自分の家を見分けられる
（周りに大きな建物がなにもないのですが・・・＾＾；）
夏はカッコーが来て鳴いていたことがあったり
困ったこともあったけれど結構お気に入りの木であったりした。
ある時地元に住んでいる友人（うちの前の道路を車で通って通勤しているらしい）に、丁度コーナーの所にあの木があるのでじゃまだ、と言われたことがある。私は、うちは自動車というものがこの世の中にできる前からあそこに住んでいて、あの木もあそこにあったのだから、そんなこと言われても困る、と答えました。
便利も大切ですが、なんでもかんでも便利になれば良いという物でもないと思う。
尤も・・・
確かに昔から、スピードを出しすぎた車がすれ違えずに、うちの横でよく川に落ちていましたけどね。（＾＾；）

ネットオークション

ネットオークションは難しい。
最近はマメにちぇっくを入れて
良い物があるとその場で、これくらいならと結構低めの金額を入れる。
そうすると必ずその後誰かに更新されてしまう。
しかも大抵業者さん（多分）
もしかして・・・
私なんかは一目でしろうとさんと分かるのですが
しろうとが見て良いと思う物に目をつける業者さんがいるのでは・・・
そういう世界なのかも
例えば薄端は常時30くらいでているけれど
結構安くても1件も入札がはいらないのがほとんどで
きまぐれに入札してみるとその物件だけすごく入札が集まってしまったりする。
￥1,000で最初に入れた薄端は結局￥55,000くらいまでいってしまった（途中￥10,000で入れ直しし、たんだけど）し、￥5,000くらいならいいかしら、と思っていた薄端は￥99,500までいってしまった。
見る目がある、と言っていただけるとありがたいけど
まあ、良い物は誰が見ても良い
ということであるかもしれないですけど
でも
自分で本当に欲しいと思ったらオークション終了直前に入れるのが正しいのかもしれません。分単位の勝負になるかもしれませんが・・・

大江戸骨董市から皇居周辺

今日は大江戸骨董市をのぞきに東京国際フォーラムまででかけた。
日射しは暖かいけれど、日陰は風が冷たく
東京国際フォーラムの中庭で行われた骨董市は冷え冷えとしていた。
他の骨董市に出かけた事はないですが
古民具、陶器、西洋アンティーク、古着（着物）、紙物などいろいろあって面白かった。
探している寸筒、花台はなかったけれど薄端やら陶器の物などは少しはあった。
一番気に入ったのは牡丹篭。大きさといい形といい牡丹を生けるには丁度良い感じ。値段は4万3千円。ここから負けてもらうにしてもちょっと高いかも・・・
尤も、以前日本橋の骨董市に出かけた折に出会った牡丹篭は43万円だったので、それに比べたらこなれたお値段ですが。

寒かったのと、お目当てがなかったので、会場を2周したところで
皇居方面へ歩き始める。

お堀のまわりでは東京国際女子マラソンの後ろの方の選手がまだ走っていた。その時点で携帯で高橋選手の優勝を知る。Qちゃん優勝おめでとう！！！
皇居の近くの銀杏はまだまだ緑。見頃は来月初旬でしょう。

明治安田生命ビルの前の銀杏

今年は秋がなくて、夏から冬になってしまったようですね。

羊草のプリンセスの旅立ち

今日は天皇家の紀宮清子さまのご婚礼の日
各報道機関はこぞってその特集をしている。
私は皇室フリークというわけではないですが
遠縁の親戚が結婚するような感慨がある。
清子様のお印は羊草であるそうです。
羊草とは睡蓮のことで
未の刻（午後2時くらい）に咲くので羊草と呼ばれるようになったようです。

この睡蓮生け花で使うこともありますが水あげが大変。
普通の水切りでは駄目で
専用の霧吹きで、石灰を溶かした水を根本の方から思い切り注入しないといけない。
咲かせるのは本当に一苦労。
自然の環境ではあんなに綺麗に咲くのにね。

羊草のごとく遅咲きのご成婚でありましたが
天皇皇后両陛下のとても嬉しそうな画像を拝見すると
目頭が熱くなってしまったりします。
どうかお幸せに。
一都民としてお祝い申し上げます。

鳳凰？それとも龍？

昨日のこと
ネットオークションでおとした銅製の水盤が届いたので
早速南天などを生けてみると・・・（＠　＠；）
水漏れが・・・
まさか銅製の水盤で水漏れとは
クレームをつるつもりはないですが
面だった傷みはないということだったのだけど・・・
それに江戸というのもちょっとあやしい
値段を考えると江戸でなくてもOKなんですが
水盤の他におまけがいっぱいついていたのは
この傷のせい？それとも江戸でなかったから？
それとも単純に向こうの手違いで何度もやりとりをしたから？？？？
それらしき傷があったのでその下まで水を抜くと止まった。
念のため今朝まで水受けを置いておいたけれど大丈夫だったみたい。
その水位だとぎりぎり受筒の高さなので普段はそのままでもなんとか大丈夫だけれど人様に見ていただくにはちょっと恥ずかしい。
やはり修理せねば・・・道具は使ってこそ生きるのだし。
ところでこの水盤の片面は龍でもう片面は鳳凰だと思っていたのですが、顔がない。そんなはずないとよく見ると

鳳凰の側に龍の顔が・・・
え？鳳凰食べちゃったの？それとも仲良しなの？
曰く因縁ありげな不思議な水盤です。